2013年04月09日

今時の遺影写真

「遺影写真を大至急つくってほしい」と、ご家族からご依頼の電話をいただきました。

聞くと、お医者様から「もってあと2〜3日」と宣告されたのだそうです。
すぐにご来店いただき、打ち合わせをおこないました。

写真はお孫さんの結婚式のときに撮った写真を使いたいとのことでした。

拝見すると、結婚式で花嫁(お孫さん)と並んで満面の笑顔の、とてもいい表情をされた写真でした。
きっと、かわいいお孫さんの晴れの姿に、最高の喜びを感じていらっしゃったのでしょう。
我々プロカメラマンでもなかなか撮れない最高の笑顔です。
ちょっと横向きではありますが、それがかえっていい感じです。
お洋服もとても上品な、シルバーのすてきなものをお召しになっていました。
花嫁さんとの重なりが少ないので、ご本人だけ切り抜いてご遺影写真にできそうです。
ありがたいことに、デジカメで撮ったデータもありました。

それと、ご遺影を入れる額縁は、よくある遺影用の黒い額縁はいやで、他に良いものはないかということでした。
そこで当店からご提案したのは、藤色の肖像(遺影)用額縁です。
20153047.jpg
とても上品な色で、しかも濃淡と若干の色の違いで3種類あります。
その中から、淡い藤色のものを選んでいただき、葬儀用に4つ切りサイズと、ご自宅用に飾られる用に2Lサイズを購入いただきました。
黒いリボンについてご相談いただいたのですが、今は黒いリボンをかけることは少なくなりましたし、せっかくの明るい色の額縁が台無しになります。黒いリボンの代わりに額の回りに花を飾ることを提案させていただいたところ、とても喜んで採用していただきました。

早速、切り抜きの作業に入ると同時に、額縁を注文します。
お嫁さんと背景を消して、お嫁さんと重なっていた部分が自然に見えるよう加工します。
そして背景は額縁に合わせて、淡い藤色のグラデーションを引きました。
普段、リビングなどに飾っていただいてもまったく違和感の無い、とても明るくてすてきなご遺影写真になりました。

そして、作業が終わり、額縁が入荷になったと同時にお亡くなりになったというご連絡が・・・・。
まるで、遺影写真ができあがるのをお待ちになったかのようなタイミングでした。

ご遺影写真を引き取りに来られたお孫さんは、自分がイメージした通りのご遺影写真だと言うことで、とても喜んでくださいました。やさしくて、おしゃれで、すてきなおばあちゃんのイメージにぴったりだったのでしょう。

昔は遺影と言えば、集合写真から引き延ばしたすました写真に黒い喪服を着せられ、黒に金の縁取りが入った額縁で、黒いリボンを付けてと言うのが当たり前でした。
芸能人の方のご遺影を見ればわかるとおり、今は普段着で、笑顔で、横を向いたりして、すてきな額縁に入れて、花に囲まれて、というように変わってきています。
一般の方でも遺影だからこうで無ければ、というものが無くなり、故人らしい、すてきなご遺影を飾られるご葬儀が増えています。

今回の件を機会に、当店ではこのシリーズの額縁を在庫することにしました。
このシリーズの黒も従来の物と違ってすてきです。
もちろん、従来型の黒縁もあります。
急なご入り用にも対応いたしますので、是非ご相談ください。




posted by 写真工房 創 at 12:01| 遺影写真

いろいろと

また、だいぶあいてしまいました。
言い訳ですが、おかげさまで3月〜4月初は忙しく過ごさせていただきました。

確定申告もありましたし、いろいろお仕事をさせていただきました。
最近の特徴としては、リピーターの方やご紹介の方のご利用です。

以前ご利用いただいた方が気に入ってくださり、またご利用いただいたり、その話を聞いたお友達がご利用くださったりと、うれしいご利用が最近多くなりました。
床屋さんなどとは違い、毎月とか定期的にご利用いただける業種ではありませんが、人生のイベントに於いてご指名いただけることはとても光栄なことです。

また、新しい分野の提案をさせていただき、採用していただきました。
学校の卒業アルバム制作です。

皆さんもご自身の卒業アルバムや、お子さんの卒業アルバムで、せっかくできあがった卒業アルバムを見て「うちの子全然載ってない」という不満を感じる方は少なくないと思います。

紙面が限られていて、いろいろなイベントを載せると、どうしても載らない子がでてきます。
写真を多くしたり、大勢写っている写真を載せたり、学校の先生もいろいろご苦労されているようですが、かえって見づらくなったり、だれだかわからないくらい人物が小さかったりと解決にはなっていないようです。

今回、これらの問題を解決する画期的な方法を提案させていただき採用されました。
うちにしか出来ない提案だと思います。
いや出来るかもしれませんが、費用がとても高くなります。

当店にしかできない提案だと自信をもっております。
posted by 写真工房 創 at 11:45| 日記