2012年10月11日

保育園運動会

先日、東京のある保育園の運動会の撮影に行ってきました。
保育園ですから、1歳から5歳までのお子さんがいらっしゃいます。

今回は、卒業アルバム制作委員会さまからのご依頼です。
保育園からではないので、若干、園との調整がうまくいきませんでした。

役員のお母様がプロカメラマンに求める写真は、当然ながら「一般の父母が撮れない写真」です。
よって園庭のトラック(園児がリレーとかで走る楕円)内に入っての撮影を希望されました。
しかし園長先生は、「トラック内に入っては困る。理由は特に1・2歳児がびっくりしてしまうから。」
ということでした。

この園では、運動会にプロカメラマンが入った経験がないのかもしれません。
一般の父母席にカメラマン席が用意されており、そこで撮影すると思ったらしいです。

トラック内に入らないことを約束し、カメラマン席から離れてトラックの外側から撮影することは、なんとか許可をいただきました。

運動会がスタート。

選手宣誓などはカメラマン席から撮影しましたが、演技はトラックの外側をぐるぐる回りながら、徒競走やリレーなどは、父母席とは反対の場所から撮影しました。
父母の方には撮影できない写真を撮るためです。
もちろん場所だけでなく、ワイドレンズや望遠レンズなどの機材を駆使して父母の方には撮影できない写真を撮影していきます。

それともう一つ、幼稚園や保育園での撮影で重要なのは、「全員を均等に撮影すること」です。
これは、卒業アルバム制作委員会の方からも要望されています。

撮影した写真を親御さんが見た時、「うちの子の写真がない。」「〇〇ちゃんはたくさんあるのに、うちの子は1枚しかない」など、がっかりさせてしまうからです。
また、これがクレームにもつながります。

ただ、今回の撮影はカメラマン一人だったので、正直すべて均等とは行きませんでした。
というのも、一つの演技で二つ以上の種目が同時に行われるものがいくつかあり、みんなを均一に撮影することは不可能だったのです。

たとえば、右に一本橋、左に跳び箱があり、二人の園児がまったく同時に跳んでしまうケース。
一番いい「跳んだ瞬間」は2つ同時に撮影できませんね。
ほかにも出演する演技があるので、そこで埋め合わせするしかありません。

みんなのいい表情、いいシーンを残してあげたい。
でも、一人では限界がありました。

園庭の中を動き回って撮りまくっている私を見てくれてなのか、終わりの方の演技では園長先生みずから「こっちからこっちに向かって園児が走りますから」とか、「このシーンを撮ってください」など、積極的にお声がけしてくださいました。
また終了後には、「朝はうるさいことを言ってごめんなさいね。」と言ってくださいました。

ありがたいお言葉に、努力が報われた思いでした。

それと父母会の方には、来年はぜひカメラマン2名でとお願いしておきました。
posted by 写真工房 創 at 11:42| Comment(0) | イベント写真