オープンウォーター、つまりプール(クローズドウォーター)じゃないってことで、海での水泳大会です。
場所は、1日目が御宿、2日目が岩井海岸です。
どちらも千葉県を代表する海水浴場ですね。
ここの砂浜をスタートして、短くて400m、長くて4km弱泳いでタイムを競う大会です。
当日は2日とも不安定な天気で、朝に激しい雨が降ったり、真っ黒な雲が湧いてきたりと、精密機械(カメラ)を扱う者としては不安です。
私たちが使うプロ仕様のカメラは、防塵防滴になっていますので、多少の雨ならカバーをつけずにそのまま使用します。
中には、けっこうな大降りでもそのまま使っている人もいますが、私はレインカバーをつけます。
壊れたら、修理代はともかく、その日の撮影ができなくなる可能性がありますから。
もちろん2台持っていますが、どちらも壊れてしまったら。
雨はその可能性がありますから。
幸いにも競技中は、大降りの雨は降らなかったので助かりました。レインカバーをつけるのは面倒だし、機動性が落ちますので。
水泳大会の撮影といっても、泳いでいるところは撮れません。
撮っても、誰だかわからないですから。
オリンピックの水泳の中継でも、〇コースが誰っていってもらわないとわからないでしょう。
泳ぎ終わって、波打ち際をゴールに向かって走ってくる姿を撮影するのです。
実はこれがけっこうかっこいい。
水しぶきをバシャバシャ跳ね上げながら走る姿は、マラソンとは違ったカッコ良さがあります。
絵的にも水しぶきがいい演出をしてくれます。
みんな泳ぎで疲れているでしょうが、泳ぎ切った満足感なのかとてもいい笑顔で海から上がってきます。
応援してくれる人たちに手を振ったり、ガッツポーズをしたり、けっこういい写真が撮れるのです。
ところが2日目は主催者様が、選手に向かって「水泳大会なので、陸に上がってからは追い抜き禁止。ゆっくりゴールするように。」と言ってしまったために、ほとんどの人が下を向きながらゆっくり歩いて上がってくるようになってしまいました。
これでは、まったくいい写真が撮れない。
趣旨は理解できますが、やはりゴールまでがレースだし、応援している人もいる場所なので、ここは走ってほしいですよね。
今回のスイムレースを撮影して思ったのは、女性の活躍がすごいこと。
レース自体、男女混合で行われるのはマラソンと一緒ですが、マラソンより総合上位に食い込む女性の割合が多い(女性参加者比)んです。というかトップが女性のことも。
高校生くらいの女の子も大人の男性に混じって大活躍していました。
女性の方が遠泳に向いているのでしょうかね。
写真は大会とは関係ありませんが、かわいかったので思わずパチリ。将来の女性トップアスリートかな!?