今回はバイクではなく、ゴールを担当しました。
トライアスロンのゴールは初めてですが、競技はスイム、バイク、ランの順だからゴールするのはランでなので、マラソンのゴールと同じだろうと思っていました。
ところが・・・・。
マラソンのゴールは数多く撮影してきましたが、どの大会のゴールとも違っていました。
もちろん、走ってゴールするのは同じですよ、ランですから。這ってゴールするわけではないです(笑)
まず一つは、全員にゴールテープが張られるということ。

マラソンだと、3位までです。距離や男女別でそれぞれ。
隣にいたカメラマンによると「トライスロンはみなそうだ」ということ。
理由は分かりませんが、一つ言えるのは、マラソンより参加者数が少なく、複数の競技で争うためにゴールの間隔がマラソンよりあいているというのはあると思います。
なので、一部運の悪い人を除けば、順位にかかわらずゴールテープを切った瞬間の写真を撮ることができます。
※運の悪い人とは、前の人が切ったゴールテープの貼り直しが間に合わない人のことです。
それと、家族や彼女など応援してくれた人と一緒にゴールすることが正式に認められていました。
なんとゴール手前に、応援してくれた人がコース内に入る場所を設けてあるのです。
もちろん全員ではありませんが、お子さんや彼女と手をつないで嬉しそうにゴールしてきます。
中には、ゴール手前で足踏みして子供が来るのを待っている人も。
マラソンでもたまにいますが、あれは正式に認められたものではないはずです。
一緒にゴールする人数によってカメラを縦に構えたり横に構えたり大変でしたが、多くのその瞬間を撮ることができました。
上記にもつながる話ですが、順位に関係なく、ゴールの瞬間が実に嬉しそうで楽しそうでした。
みんな万歳やガッツポーズはもちろん、ジャンプしたりひょうきんなポーズをしたり。
タイムうんぬんより、ゴールしたことがものすごくうれしいんでしょうね。
もう、どんな動きをするかわからないから、撮影に苦労しましたけど、その活き活きとした瞬間を写真に収められるのは、カメラマン冥利に尽きますね。